仕事がなかった彼が、仕事を生み出すきっかけに。ザズウ、成長の原点は、松重豊でした。

ドラマ「孤独のグルメ」で大ブレイクした俳優・松重豊。そんな彼にも長く売れない時代がありました。苦悩の日々が続くある日、これでだめなら俳優業に見切りをつけようと、所属していた芸能事務所「ザズウ」の代表・松野恵美子に相談に行きます。
廃業もやむなし…そんな彼の覚悟に松野は一念発起。それまで広げていた事務所の業務を「マネジメント」の一点に絞り、力を集中していきます。
その結果、松重の仕事はもとより、所属する男優・女優・タレントの数が目に見えて増加し、仕事も拡大。現在の隆盛につながっています。

■主役を凌ぐ名バイプレーヤーの集団、それがザズウ。
舞台で鍛え磨いた芸達者がズラリ一堂に。

劇団/舞台出身者が多いのも大きな特色。それだけに演技に定評があるのはもとより、個性も豊かで、映画にドラマにバラエティにと幅広く活躍しています。
もうひとつ。名バイプレーヤー、つまり素晴らしい脇役が顔を揃えていることも見逃せない強味です。4番打者だけでは野球にならないように、ドラマや映画もまた、主役だけでは成り立たないのはご承知のとおり。それどころか、いぶし銀のように光る脇役がいてこそ、主役も物語もいっそう輝きます。
ザズウには松重豊をはじめ、嶋田久作、田中要次、間島秀和、猫田直など主役を凌ぐ数多くの芸達者が所属しています。

■現在は所属タレントのマネジメントはもとより、
映画製作などへも業務を拡大しています。

代表の松野は2006年から「合同会社 デイトラエンターテイメント」の業務執行役員を兼任。このポジションをベースに製作者としても、業務を拡大していきました。
たとえば映画なら「行列のできる刑事」「ウルトラマソ刑事」や「スクラップヘブン」「鈍獣」「ドライ部」などがあります。

■「ザズウ」という名前の由来。
そして本社を東京-下北沢においている理由。

代表の松野恵美子はかつて、鈴木勝秀主宰の演劇プロデュースユニット「ザズウシアター」で制作業務を担当していました。事務所の名は、このシアターに由来しています。
また、本社を下北沢においたのも、所属俳優の多くが劇団/舞台出身者であり、現在も舞台に出演している俳優がたくさんいるというこの事務所ならでは。といいますのは、下北沢には「本多劇場」をはじめ、現在も多くの劇場があるからです。

■たとえ名前は知らなくても、顔をみれば、きっとわかる。
所属タレントは映画にテレビに舞台に、毎日のように出演しています。

—主な所属タレント—
●松重豊
「孤独のグルメ」「血と骨」など。
●嶋田久作
「帝都物語」「半落ち」など。
●田中要次
「茶の味」「キル・ビル」など。
●眞島秀和
「誰がために」「心中エレジー」など。
●山中崇
「深夜食堂」「武士の家計簿」など。
●中村靖日
「運命じゃない人」「恋は七・五・三」など。
●山中聡
「赤い月」「八月の幻」など。