舞台の中ほどに設置された幕を中割幕といいます。

上下昇降式のものもありますが、左右に中央から分かれて引かれることが多いため引き割り幕と呼ばれることもあります。演劇の邪魔をしないように、黒の別珍生地で作られていることが多く、ドレープのある普通のカーテンのような形をしています。

演劇の舞台では奥行きを調整したり、前後に仕切ることで裏側のセットを変更するのを隠す大黒幕の役割をすることもあります。大きな舞台では、中割幕は一つではなく袖ごとに一割、二割、三割、というように複数枚設置されていることもあります。中割幕は様々な用途で使われ、袖幕と併用されることも少なくありません。

袖幕は客席から袖中を見えないようにするためですが、中割幕を引くことによって、舞台裏の機材や照明を隠す文字幕としても使うことができる非常に使い勝手のいいものです。小さな舞台では一枚で多数の幕の役割をし、大きな舞台では袖ごとに設置された中割幕が、それぞれの場所に適した役割を担うことができるので、中割幕を効果的に使うことで様々な演出が可能になります。

中割幕を上手に使うことで、演劇の流れをスムーズにし、場面転換や空間の演出に大きな効果が生まれます。

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