出ハケは舞台に登場することの「出る」と舞台から退場する意味の「捌ける」を合わせた言葉です。演劇や舞台の内容に合わせて俳優や女優だけでなく小道具や衣装などの舞台上のものや装置に対しても使用します。

出ハケは進行する上で重要なので練習をします。演劇等では演出家や演出助手が役者別に出ハケを一覧表にしたものを作成することが多く楽屋や舞台袖に貼って自分の出ハケを間違いないようにしています。小道具や舞台装置を間違えるとストーリーそのものが台無しになってしまうので役者だけでなく裏方も入念にリハーサルを重ね、役者とぶつからないかスムーズにストーリーの妨げにならず手早く出ハケが行われているかをチェックします。

暗転中に役者が捌ける場合には床に蛍光テープ等を張り目印にすることもあります。舞台上にも道具の置き場や役者が出たときの位置を分かりやすくするためビニールテープで目印をつけることもあります。

出ハケを忘れて出るタイミングを間違えたり出損ねたりすることを出を失敗した、とちったという意味の出トチリといいます。台詞を噛んだり忘れたりすることよりも最もしてはならない失敗といわれています。当たり前のように出ハケを行うことで観客は演劇に没頭することができます。