演劇の世界では、打物というと平面のパネルなどに釘などを打ち付けて固定したものとなります。

立体的な舞台セットならば屋台の柱や桟、平面ならば立体的に見せるための看板など、どんなものでも打ち付けて固定してあるものならば全て打物と呼ぶことができます。

歌舞伎の世界になると、上手、下手にあるセットの幕、、張り物、パネルも打物と呼ばれます。これらは同時に囲い、当て物と呼ばれることもあります。さらに雅楽になると、打って音が出るものということになり、鼓などの打楽器という意味にまで広がります。

基本はいつでも打った物、打つ物、ということに変わりはありませんが、どんなジャンルで使ったかによって若干意味合いが変わってくるので注意しましょう。

舞台芸術の世界では、セットや大道具などに携わる機会が多くなるため、打ち物といえば何か立体的な舞台セットであるということを認識しておいた方が良いでしょう。打ち付けるものは多岐に渡るので、どんなものでなければいけないという決まりはありません。演劇やパフォーマンスの演出の一部として、効果的な空間作りをするために欠かせないのが舞台セットであり、舞台セットを完成させるためになくてはならないのが打物であるといえます。

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