箱馬とは演劇の舞台で通常の舞台の高さより高くして使うとき、平台という台を置きますが、その台の下に支える台、あるいは脚となるものが必要です。演劇の舞台では一般的に木箱のように四角い箱がその台に用いられます。平台が馬の胴体で箱が馬の脚に見立てられて箱馬と呼ばれています。

その大きさは一般的には6寸×1尺×1尺7寸の大きさか、6寸×1尺×1尺の大きさのどちらかが多くなっています。平台の高さは4寸と決まっているので、それにあった大きさとしてこのサイズが一般的になっています。

さらに、平台を組みやすくするため、また舞台を支えるために丈夫でなければならず、さらにくぎなどでも固定できることから木材で作られていることが圧倒的に多いです。箱馬の積み方で平台の高さを調節することができるので、二重舞台の高さを調節して自由にいろいろな高さの舞台を作り出すことができます。簡単なイメージで言うとワインなどを入れる木箱が最も似ているものではないでしょうか。

歌舞伎などの舞台袖などでは箱馬が山積みされているところがありますし、箱馬として使わないような場面でも簡単な腰かけいすや、小さなテーブル代わりに使われたりすることもあり本来の目的ではない使い方でも重宝されるようです。