「SE」はSound Effectの略語で、日本語では「効果音」などと訳されています。元々は演劇や舞台、映像作品などに携わる人たちの間で使われていましたが、現在ではこれらとは直接関係ない業界でも一般的に用いられる言葉となっています。

なお、音ではなく楽曲を演出に用いる場合は、その使用する曲のことをME(Music Effects)と呼び、区別します。

舞台や演劇におけるSEには、ステージ上で演技をする上では絶対に出ることがない音を会場のスピーカーから流すことによって、観客が演じている場面について抱くイメージを補う役割があります。

例えば、喧嘩をするシーンであれば打撃音、殺陣を演じる場面であれば刀で人を斬ったり、刺したりする音、大勢の人が行き交う場所でのシーンであれば周りの人が会話をする声、事件が起きて警察が駆けつける際にはパトカーのサイレンが会場に流されます。

また、室内のシーンでドアがステージ上に無い場合は、外から誰かがやってくる場面でドアをノックする音や開け閉めする音、インターホンの呼び出し音などを流すことが多いです。

このように、SEとして使う音は、会場で舞台や演劇を見ている人の誰もがわかるようなものにしなければなりません。また、音を出すタイミングも重要で、少しでもずれると観客の印象にも影響を与えてしまいます。

演技に関する教本一覧

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