インターステラーは2015年に話題になった映画なのですが、相対性理論などの理論を基盤にして作っているので内容が後半に進むにつれてより複雑になっていきます。ですから見た人の中で内容が分かりにくいと思われた方もいるかもしれません。しかしアカデミー賞で視覚効果賞を獲得していますので見応えはあるということです。
 
主演の男優であるアニメ好きな日本人ならわかりやすく言うと宇宙戦艦ヤマトと出だしが似ています。人類が作り出した汚染物質によって地球が住めない環境となり、ヤマトと名付けられた宇宙船がある星でみつけた物質によって地球滅亡から救うという内容です。
 

映画のインターステラーで描かれている地球は異常気象によって様々な種族や食べ物が激減し人類は滅亡の危機にさらされていました。そして主人公は亡くなった妻の父親と二人の子供をもつごく普通の家族でしたが、ある時彼の娘が自宅の部屋で見た光景がきっかけとなってこの地球を救うことにつながります。その見た光景とは本が勝手に落ちるというものでした。

娘のマーフは父親に「幽霊がいる」といい、父親は何かが重力を使った力が存在して自分たちにメッセージを送っているのだと確信します。その暗号の内容はその時に存在していないはずのNASAの場所を示すものでした。宇宙船で地球に代わる第二の星をみつけるかそれとも受精卵を運んで子孫を守るかという二つのプランが存在していました。

しかし、主人公である飛行士は二人の子を持つシングルファーザーです。その家族を守りたいという思いと絶対に帰還するという約束を残された家族にしています。娘は最後までここに留まれというメッセージを残しているという主張を崩さなかったのです。またこの娘と父親の絆がきっかけとなりこのメッセージがラストまで伏線として覚えておくと内容も分かりやすくなります。
 
NASAで極秘に研究してラザロ計画と題しこの二つのプランを提案した教授は飛行士たちにプランの内容を秘密にしたまま出発させています。でなければ地球の未来を救える可能性をつぶしてしまうからです。

この重大な秘密というのは重力に関係しています。地球の総人口を運ぶには巨大なコロニーが必要です。でも今の科学でもそんな巨大な物体を作るには重力をコントロールするという不可能に近い難題をクリアしなければなりません。でも受精卵なら冷凍凍結すれば長期的に保存は可能ですし、宇宙船に乗せることができます。しかし受精卵のプランしかないといえば周囲の動揺と反発、様々な反応で人々が混乱してしまいます。ですからこのラザロ計画と名付けてプランを提唱したブランド教授は死ぬ直前まで研究を続けて重力をコントロールする手立てを見つけると言いながらを宇宙飛行士たちを送り出します。そうしなければ地球の未来はないからです。そのことを知った博士の助手のマーフは驚愕を隠せませんでした。
 
この映画はブラックホールの存在と種類が4つほどあると説明しています。また重力の大きい惑星ほど時間の進行速度もゆっくりとしたものになります。たとえば地球と太陽では重力はかなり違います。時間の速度も違ってくるのです。宇宙船に乗ってクルーの命を預かっている主人公は時にとんでもない行動に出なければならない事態に遭遇します。途中でおりた惑星では近くにあるブラックホールの影響でその地点では数時間しか経過していないのに地球の時間では23年間の時間が過ぎていました。また宇宙船も地球に帰還するエネルギーや酸素も残っていません。宇宙船のクルーを救うには酸素のある別の惑星を見つけるしかありませんでした。
 
しかし今の宇宙船にもエネルギーはありません。主人公は別の宇宙船でブラックホールに飛び込むという無茶な行動に出ます。普通ブラックホールというと入ったら出られません。また物体は粉々になってしまうのです。しかし主人公はやけになったわけでなく宇宙飛行士としてのキャリアは一流です。彼の飛び込んだブラックホールというものは一般的に知られているものとは違う種類のものでした。 
 
彼らが助かるにはその近くにある水のある惑星に降りるしか選択肢はありません。主人公はその惑星にたどり着くまでのエネルギーを確保するために、自分が操縦する別の船でそのブラックホールに飛び込みます。船を飛び込ませることでブラックホールの持つ重力エネルギーを取り出せるということを知っていた彼でした。しかし、実行には危険が伴いますから同僚のアメリアには直前まで黙っていました。
 
そしてこのブラックホールは幸運にも中心点がリング状になっていました。それをすり抜けることで彼は助かりました。そしてそこで見た光景が自分の子供のマーフの過去から未来へとつながっている不思議な光景でした。それをみた主人公は腕時計によって自分の子供にその見た映像を伝えます。23年の時を経て物理学者となっていたマーフはその光景によって重力をコントロール制御可能だということに気づき、人類は新たな新天地を見つけることができました。